風景
夏が終わり冬へ向かう秋、、

堂前のオールド・シェップ。
ここのカフェ・オーレは絶品!
癖になりますよ。一度注文してみてください。おすすめです!

先日駅前をふらついてたらラストワルツのマスター、そして数日後店の看板シェフM嬢と偶然出会った。
以前から噂があった移転の件を聞いたらすでに決まっていて、11月中旬には新しい店をオープンできるとのこと。どんな感じになるのか楽しみである。

9・11のツイン・タワー崩壊は今もって謎で不思議だ。
あの年の秋、崩壊の2ヶ月前、わたしは知り合いの案内で2WTCの最上階にいた。
もう何度もあのタワーを案内してきたけれど、この年に限って警備が厳しく、3重4重と屈辱的な強制的顔写真撮影と手荷物検査とボディチェックされたことを覚えてる。
いやな予感はあった。

2001年、9月11日深夜。何気なくニュースを見ていたら、突然画面が変わり民間機が方向を変えWTCに突っ込んでいくところを映し出される。アナウンサーが「操縦ミスか何かなのでしょうか、、、航空機がビルにぶつかりました、、、」
暢気な報道だ。
わたしはすぐにそんなことあるかい、、これはテロだべ、と思った。
知り合いが電話をくれた。
「ニュースみましたか?この前行きましたよね。おそろしいですねぇ!」

崩壊原因を評論家や素人たちが知ったかぶりしてあーだこーだと言ってるが、すべて米政府発表かその近辺にいる輩の口移しってぇもの。
誰もわかってはいない。
わかっているのは、テロを口実に一方的に戦争を仕掛けられたアフガニスタンやイラクの民間人の犠牲者の数とその後の惨状。
米政府の公式発表なんぞ信じているやつは相当暢気な父さんだ。

ある居酒屋で隣り合わせた若いカップルがニューヨークの話しをしていた。
酒の勢いにまかせ話にまぜてもらった。ほんの1週間前、短期間の旅行から帰ってきたらしく、たいへん感動したと興奮気味に語っていた。
とくにライブは日本では味わえない独特の雰囲気があり毎晩通ったとか。

彼らなかなかの音楽通で、驚いたのはサン・ラやセシル・テイラー、オーネット・コールマンなどの古典的ジャズ前衛派を知っていて、話が弾んで弾みまくった。もちろん今の捻くれたポップなんかも大好きらしく、それでとりあえずNYであったというわけ。
「渋さシラズ、ってサン・ラのマネだったんですね。この前サン・ラのDVD買ってきて、見てたら、あれっ、この人たち渋さのコピーしてるって一瞬思って、、、で、それは錯覚で逆に渋さがサン・ラの真似してたんだってわかったんですよ、あと分かったのは米米クラブってキッド・クレオール&ココナッツのパクりだってのもよく分かったんです」「はははっつ!」そんな類の話ゴミ箱に捨てるほどありキリないわい、、。

それで、話途中、あなたは何者?という顔をされ、「おじさんはなんでそんなにNYのこと詳しいの」と聞かれた、、、つづきは次回へ

もう4年行ってないニューヨーク、行ってみたくなった。そこで現在の往復チケットがいくらなのか調べてみたら、たまげた驚いた!
各航空会社や出発時期によって違うが10月出発で、航空券5.5万~6万円に燃油サーチャージが4万5千円~5万6千円。なんだかんだ結局10万円以上になってしまう。
クレイジーだなまったく!サーチャージが航空運賃と同額かそれよりも高いなんてふざけた話である。
以前はサーチャージなんて表立ってなかったし、料金表示がまんま航空運賃だった。(空港使用料金は別)
これじゃ行けない。いや行けるわけがない!!!

キヨカタ